【出席者】7名
包括的性教育推進法の制定をめざすネットワーク事務局
2024年度 第1回事務局会議録
~1年目の運動の総括と2年目の運動の具体化のために~
2024年12月13日18:30~
会場:性教協初台事務所
出席者:7名
(浅井事務局長より)
1年間、走りっぱなしでした。お仕事やご家族のご事情、健康問題、他の運動の役割などに取り組みながら、お互いによくやったなと、自らを褒めてあげましょう。解決すべき問題を曖昧にせず、お互いの条件の中でどのように運動と研究を紡いでいくのかを考え、実行していきましょう。すぐに展望が拓けるわけではありませんが、息の長い運動を創るためにも、運動に関わる人たち、とくに若い世代を迎え、広い連携・連帯の運動を創っていきたいものです。
1.昨年度の取り組みの総括について
総会の議案の経過報告で日暮さんからあった詳しい報告を受けて、今後の運動を展望する上で、何を改革・改善する必要があるのかについて議論していく。ネットワークの運動をどう広げていくのか、SNSの活用、若い方が参加しやすい運動のあり方など自由に議論していく。
第2回シンポジウムでは、オンライン・会場合わせ150の参加。 会場70名ほどのうち50名が学生だった。若い世代を巻き込んで活動を展開していく点では良かった。 性教協関係者(幹事)が少数だったのは残念。他の活動とだぶらないように早めの周知が必要。
2.新年度の計画の策定について―基本的には担当を決めて提案する分掌化を図る
1)政党懇談会の継続
政党アンケート結果に関しての懇談の必要
衆議院選挙前のアンケートの回答に対するお礼と懇談の場を設定
2)都議選に向けてのアクションとして、都レベルの政党へのアンケート調査
都レベルでの性教育政策に関してのアンケートを、各政党に渡して、回答を公表
選択方式のアンケート形式などを工夫する
3)院内集会の企画-どのような情勢を創るかの課題との関係で
7月参議院議員選挙の前がいいのではないか。時期を考えながら実現へ
アンケート活動とセットで運動を展開する
地方議会の学習会の企画―地方議会で答弁など声を上げてもらう案も出た
4)文科省およびこども家庭庁との懇談
包括的性教育をどのようにすすめていくのか
はどめ規定についての懇談・要請
今のプロセスの中で議論して、それを社会に伝えていく
「いのちの安全教育」についての改善の申し入れ
関心のある報道関係との連携も重要
5)学習指導要領の改訂作業に向けての共同アクションの企画
鶴田敦子さんの申し入れのその後についてー連絡中
共同の取り組みをどのように組織できるか
学習指導要領とは何かの学習も必要
私たちとしては、いわゆる「はどめ規定」の撤廃を掲げて
共同集会を実行委員会形式で運営するために事前の会議の準備
6)自治体への懇談の申し入れ
杉並区・岸本聡子区長への申し入れ
品川区・森沢きょうこ区長
世田谷区・保坂展人区長
7)「包括的性教育」を広げるための学習会の企画・運営
〇今年度の取組として「聞いて 聞いて私の実践」というテーマで学校現場における包括的性教育の具体的実践を知る学習会(ZOOM)を6回連続で企画し学び合う
4月幼児期、5月小学校、6月中学校、7月高校、9月特別支援教育・寄宿舎、10月まとめ・総論
〇どうやって法制化していくのか、法制化のステップを他国の例を参考に、学んでいく学習会の継続的企画
例:アルゼンチン
意味のある報告等の書籍化も検討
8)企画の宣伝方法について
〇若い世代との広い連携・連帯、ネットワークの運動の拡大に向けて新たにSNS活用に関する検討を行った。
利用していくSNSは、画像・動画を駆使して視覚的・聴覚的訴求力のあるInstagram
テキスト主体のSNSであるThreads(スレッズ)
場の提供を行うコミュニティ型のSNSFacebook の3つ
若い世代に向けてより受け入れやすく、情報を拡散して知らせ、広げるために活用し、イベント告知やアンケートの拡散等にも利用していける。
9)年間計画の作成中―完成したら発表・周知
担当分担できるところは係を決めた
10)11・16集会の会計報告
ネットワーク会費とカンパの集約(銀行振り込み分)
※1月事務局会議日は調整中