書籍名
国際セクシュアリティ教育ガイダンス【改訂版】――科学的根拠に基づいたアプローチ
著者
ユネスコ(編集)
浅井春夫(翻訳):一般社団法人“人間と性”教育研究協議会代表幹事、立教大学名誉教授。専門、児童福祉論、セクソロジー(人性学)
艮香織:宇都宮大学教育学部教員、一般社団法人“人間と性”教育研究協議会幹事。専門、性教育、人権教育
田代美江子(翻訳):埼玉大学教育学部教員、一般社団法人“人間と性”教育研究協議会代表幹事、『季刊セクシュアリティ』(エイデル研究所)編集長。専門、ジェンダー教育学、近現代日本における性教育の歴史、ジェンダー・セクシュアリティ平等と教育
福田和子(翻訳):ヨーテボリ大学大学院公衆衛生専攻、世界性の健康学会ユースイニシアティブ委員、#なんでないのプロジェクト代表。2020年版のSheDecides 25×25に選出。専攻、公衆衛生、ジェンダー
渡辺大輔(翻訳):埼玉大学基盤教育研究センター教員、一般社団法人“人間と性”教育研究協議会幹事。専門、教育学、ジェンダー/セクシュアリティ教育、セクシュアルマイノリティ支援
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(Amazonページより引用)
出版社
明石書店
発売日
2020/8/15
内容紹介
性教育をすすめていくうえで世界のスタンダードとして定評のある手引きの改訂版。本書は、セクシュアリティ教育を人権、ジェンダー平等という枠組みの中で再認識し、若者にとっての利益が最大となる、「性と人間関係」についての包括的な学びを提供している。
○目次
はじめに ~日本語翻訳版の発行によせて
序文
謝辞
略語
1 はじめに(イントロダクション)
1.1 「 国際セクシュアリティ教育ガイダンス」の目的と対象
1.2 「ガイダンス」の構成
1.3 なぜ「ガイダンス」改訂版が必要なのか
1.4 開発過程
2 包括的セクシュアリティ教育の理解
2.1 包括的セクシュアリティ教育(CSE)とは何か
2.2 包括的セクシュアリティ教育の発展的分野におけるその他の重要な考慮事項
3 若者の健康とウェルビーイング(幸福)
3.1 子ども、若者の性と生殖に関する健康(SRH)
3.2 包括的セクシュアリティ教育を通じて扱える、子どもたちと若い人々の健康とウェルビーイング(幸福)に関するその他の重要課題
3.3 子どもたちや若者のサブグループに影響する具体的な性と生殖に関する健康のニーズやその他の課題
4 科学的根拠に基づいた包括的セクシュアリティ教育
4.1 はじめに
4.2 科学的根拠のレビューの主な結論
4.3 科学的根拠のレビューの限界
4.4 今後、私たちに必要な科学的根拠は何か
5 キーコンセプト、トピック、学習目標
5.1 目標、年齢グループ、構成
5.2 キーコンセプト、トピック、学習目標の全体像
6 サポート体制の構築と包括的セクシュアリティ教育プログラム実践のための計画
6.1 包括的セクシュアリティ教育へのコミットメントの強化
6.2 包括的セクシュアリティ教育プログラムの計画作成と実施へのサポート
7 効果的な包括的セクシュアリティ教育プログラムの実施
7.1 はじめに
7.2 効果的なカリキュラム開発の特徴
7.3 包括的セクシュアリティ教育プログラムの設計と実践
7.4 包括的セクシュアリティ教育プログラムのモニタリングと評価
7.5 包括的セクシュアリティ教育を拡大する
8 参考資料
9 用語集
10 付録
付録I 包括的セクシュアリティ教育(CSE)に関連する国際協定、文書、スタンダード
付録II 包括的セクシュアリティ教育諮問グループの参加者のリスト 2016-2017
付録III UNESCO 関係者協議および諮問グループ会議の参加者のリスト
付録IV 評価研究およびレビュー方法の選択基準
付録V エビデンスレビュー2016 の一部として参照した研究
付録VI キーコンセプト、トピック、および学習目標(2017)を更新するためにコンタクトをとった人々および主要な情報提供者の詳細
付録VII キーコンセプト、トピック、学習目標(2017)の更新に使用した参考文献と資料の一覧
付録VIII ライフスキルに基づくHIVおよびセクシュアリティ教育をモニタリングするために提案された指標
「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」をいかすために
訳者あとがき ~希望を胸に抱いて、包括的セクシュアリティ教育を拓く
訳者紹介
(Amazonページより引用)